こんにちは！ メガネのイタガキ吉川店です。
聞こえることの不思議についてお話ししております。
今回は耳の凄さについて。
普段私たちは、空間を目で見て立体的にとらえています。
目でみることで具体的な距離感も把握しているように思っていますが、
私たちの脳は視覚情報だけではなく、音もたよりに空間を把握しています。
よく目が不自由になった方は耳の能力が発達し、
音をたよりにものとの距離感が捉えられるようになると聞きます。
中にはバスケットボールなど、スポーツができる方がいて驚かされます。
私はそうやって不自由を克服する努力をする方を尊敬しております。
目が不自由だから、そういう特殊な能力が開花する、
そう思われるかもしれませんが、そうではありません。
多少なりとも誰でも耳により空間を把握しています。
分かりやすい例で言うと、ホールなどの広い空間に行ったとき、
音の広がり方、反響によって部屋の広さを感じられると思います。
あまり気づいていないだけで、私たちは耳による空間認識の能力にたよって生活しています。
周りで何が起こっているのかを音の情報で判断することで、
身に迫る危険を回避できる、そんなことにも繋がります。
逆に言えば、聞こえなくなるということは会話の不便だけではなく、
危険察知の能力にも影響する、ということです。
聞こえは主観的なもので、大抵は少しずつ聞こえにくくなります。
ですから自分では聞こえにくくなっていることに気づかないことも多いです。
自分の聞こえって一般的に比べるとどうなんだろう？
それを知っておくこともよりよく生きる、生活の質を高めるために大切なことだと思います。
聴力の測定はお店で無料で実施しております。
気軽にご相談くださいませ （＾＾
