こんにちは! メガネのイタガキ吉川店です。
メガネのクリーニングについてのお話をしております。
前回はメガネは毎日洗うもの、ということを話しました。
今回はその洗い方について説明したいと思います。
メガネのレンズは非常に繊細にできています。
プラスチックの上に極薄いコーティングが施されており、
レンズを傷から守ったり、反射防止して透明度をあげたり、
最近では赤外線への対策や、ブルーライトを減衰させるものなど
さまざまな機能が選べるようになっています。
お客様がレンズに傷がついた、見辛くなったとお持ちになるメガネは、
このコーティングの傷みであることがほとんどです。
ですからこのコーティングを意識し、優しくお手入れしていただきたいと思います。
その基本になるのが水洗いと、専用のメガネ拭きを使用すること。
メガネ拭きを使えば大丈夫じゃないの? と思われるかも知れません。
でも実はレンズの上には顕微鏡で見なきゃ見えないくらいの
微細な塵、鉄粉などがついています。
目に見えないから……と侮るなかれ。
目に見えないくらいの薄さのコーティングなのでその微細な擦り傷が
蓄積すれば、どうしてもコート剥がれに繋がってしまいます。
ということで、その微細な塵、鉄粉を水で浮かせる為に
水を通して洗うことが大事なんです。