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メガネ着がえてみませんか

骨導式補聴器の使用について//深谷上柴店

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こんにちは!  メガネ・補聴器の板垣 深谷上柴店 です!

 以前、骨導式補聴器はそもそも適応することが難しいことについてまで

お話しました。

 今回は、その理由をいくつかお伝えします。

 まず、骨導式補聴器は大人用の場合、基本的にメガネ型になり、

耳の後ろの骨で固くなっているあたりに、メガネの耳掛け部分を当てて、

振動で音を伝える感じになります。ここまでの原理はヘッドホンと大体同じです。

 問題なのはここからで、この骨導で聞こえるようになるのは、

「伝音性難聴」(外耳~中耳までの障害)の場合ということです。

 一般的に、年齢を重ねて聞こえにくくなってきた加齢性(老人性)難聴の場合は、

「感音性難聴」(内耳以降の障害)であることがほとんどで、その場合は

骨導式補聴器をつけてもよく聞こえるようにはなりません。

 また、「伝音性」、「感音性」の判断は医師でなければできませんので、骨導式を希望

される場合は、必ず耳鼻科を受診して「伝音性」で「骨導式」が効果があるということを

判断いただく必要があります。

 さらに、伝音性難聴であれば、そもそも医学的に治療可能であることも多く、

補聴器自体が必要なくなるかもしれません。

 以上、骨導式補聴器は加齢で聞こえにくくなってきた方の場合には不適応である

という理由になります。ご参考になれば幸いです。

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