メガネ屋さんに勤めていると、良く聞かれるのが
メガネの寿命です。
メガネはフレームとレンズで構成されているので、別々に考えてみましょう。
・フレームの寿命
破損して使用できない状態を寿命と定義します。
今では様々な素材でフレームが作られており、安価な素材は1~2年、高価で高耐久な素材、製造の場合は10年以上・・・と千差万別です。
業界の平均単価や、買い替え頻度を考えると3年くらいが妥当かと。
あくまで1本のメガネのみ使用した場合です。
・レンズの寿命
プラスチックレンズのコーティングが傷みクラックが入った状態、コーティング剥がれを寿命と定義します。
何もしてなくても、必ず劣化します。これは絶対です。
劣化の要素は
①四季の気温差
夏は暑く、冬は寒い、プラスチック素材は膨張、収縮をします。レンズのコーティングは金属皮膜です。レンズ素材とコーティングの膨張、収縮率の差が原因です。
②紫外線劣化
UVカットレンズも、浴びれば劣化します。透明だったレンズも黄ばんでくるので、見えづらくなります。
③拭く強さ、擦る強さ
メガネを拭くときに、ほこりなどで汚れていれば摩擦キズになります。また、キレイにしても、強くゴシゴシ拭いてしまっては、コーティングの傷みが早くなります。食パンがへこまないくらいとっても優しく拭き上げてください。
メガネは道具です。でも、愛着が湧いてなかなか買い替えづらいのも事実です。
大切なメガネを長持ちさせるには、複数のメガネをかけ替えることが必要です。
ファッションとして、遠近や中近、老眼鏡などの機能としてのかけ替え、私たちメガネのイタガキは「メガネ着がえてみませんか」をコンセプトに日々営業いたしております。
洋服はいっぱいあるのに、靴はいっぱいあるのに、なんでメガネは1本だけ?
まだまだ業界がメガネを複数所持することの大切さをアピールできていない証拠でもあります。
壊れてもすぐに仕上がらない場合があります。予備があれば安心ですよね。
運転用のメガネでパソコン作業をして疲れている…専用のメガネが必要ですね。
理由はいくらでもあるのです。
メガネはいくつあっても困りません。見え方、眩しさ、お困りのことはぜひご相談ください。
メガネのイタガキ フォリオ大泉店へぜひお越しください。
TEL 0276-20-0600
営業時間10:00~19:00
水曜日定休(祝日は営業します)