【新公式ブログ】メガネ・補聴器の板垣

メガネ着がえてみませんか

汗によるメガネへの影響③//フォリオ大泉店

こんにちは。
メガネのイタガキ フォリオ大泉店です。

汗をかいて、金属フレームも影響を受けます。
フレーム自体の錆、塗装、メッキに影響します。

金属フレームの種類について
昔むかしはサンプラチナがありましたが、今は見かけないので、
現在の主流を記載します。

・チタン
現代の金属フレームの代表格です。
比重が軽く、素材の粘りがあり、錆びません。
主にしっかりと固い純チタンと柔軟性の高いベータチタンに
分かれます。
また、アレルギー反応が少ない素材のため、メガネでかぶれた
経験のある方は、チタニウム素材で無かった可能性が高いです。
形状記憶合金は、チタンにニッケルを配合しているため、
アレルギー反応の可能性があります。純チタンかベータチタン
をおすすめします。

・合金、ステンレス
ニッケル合金、ステンレスは低価格のメガネに使用されることが
多いです。比重が重く、錆びる素材です。
ステンレスって錆びないって意味じゃないの?と思われますが、
塩分が付着したまま放置すると台所のシンクも錆びます。
それと同じです。

表面加工についてです。
代表格がメッキです。漢字では鍍金と書きます。
メッキの種類は多岐に渡り、メーカーならではの工法も
あるため、全ては記載できませんが・・・
・IP(イオンプレーティング)メッキ
なかなか剥がれないメッキとして有名です。
NASAで開発された技術らしいのですが、
詳しいことはわかりませんので、調べてみてください。(投げやり)

ちなみに、お求めやすい合金、ステンレスはおそらくほとんどが
メッキでない可能性が高いです。

塗装がほとんどです。
幾層にも塗装するか、単層塗装かで剝がれやすさは変わります。

見た目では、素材も塗装もわからない・・・
なんで値段が高いの?と言われたら使用後の耐久性を
お伝えしています。

金属も鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(鍛造)があり、
鍛造はチタンを何回も繰り返し叩いて密度を上げ、鍛えます。
刀鍛冶が熱い鉄を金槌で繰り返し叩いているのが
イメージしやすいかなと思います。

販売後に、そんなの聞いていないと言われてしまうこともあります。
予算もありますので、必ずチタン素材のフレームを購入してください
ともお伝え出来ないのが現状です。

低価格競争に巻き込まれ、昔ながらの高品質のものだけでなく、
幅広い価格帯の商品が当店にはございます。
「昔は高かったけど、今は安いね。」と言われますが、
今でも昔ながらの製法のメガネはたくさんあります。
お求めやすいメガネとは
品質、クオリティーが違うのです。

どんなメガネでも、お手入れは必要です。
みなさまには、適切なお手入れをしていただき、なるべく
キレイな状態でご使用いただきたいと思っております。
ネジや丁番内部のワッシャー等消耗パーツはステンレスが
ほとんどですので、必ず水洗いが必要です。

チタンフレームとニッケル合金フレーム
見た目での違いはわかりません・・・

ワッシャー(無い構造の商品もあります。)
丁番がチタンの商品は、チタン同士が擦れると摩耗が早い為、
ステンレスワッシャーで上下挟み込むことが多いです。

お客様は販売員に聞いてみて、即答できるかどうか試してみると
良いかもしれません。新入社員には試練ですね。

お店にメガネ持ってきていただければクリーニングしますので、
ぜひお気軽にお立ち寄りください。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

www.megane-itagaki.co.jp

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