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メガネ着がえてみませんか

レンズの話(14) 非球面レンズにより歪みは消えたのか?//前橋三俣店

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こんにちは! メガネのイタガキ 前橋三俣店です。

前回は非球面レンズの設計、形についてお話ししました。

今回は非球面レンズの見え方についてお話ししたいと思います。

レンズの端にいっても歪みが起きない……というのは不可能で。

やはり非球面レンズも ”収差” というレンズには避けて通れない歪みは起こります。

ただ球面レンズの時よりも自然に近づいたことは間違いありません。

ですが弱点もあります。

球面レンズの方がレンズの端で見た時に、歪みはしますがハッキリ見えます。

近視の矯正(凹レンズ)の場合、視野角の広さは球面レンズに分があります。

大して非球面レンズは端で見ると少しボケを起こします。

歪みは少ないですが、ちょっとはっきり見える視野角は狭くなる印象ですね。

でも基本的には問題ありません。

というのは人間の目は中心視力は視力が高いですが、周辺視野はぐんと

視力が下がるからです。……ちょっと分かりにくい話でしたね(汗)。

レンズの中心で見ている分にはほぼ問題がない、レンズの周辺を見ると

ちょっとだけ見づらくなるということで、実生活では球面レンズの歪みの影響と

天秤をかければ圧倒的に非球面レンズが有利なのは明らかです。

そのため、今では非球面レンズがほぼほぼ標準となっています。

メガネのイタガキでも3800円セットに入っているのは非球面レンズなんですよ。

(続きます。)

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