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メガネ着がえてみませんか

レンズの話(13)非球面レンズの話 ~レンズに銀河を見る?!//前橋三俣店

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こんにちは! メガネのイタガキ 前橋三俣店です。

前回は球面レンズの弱点のお話しをいたしました。

今回はそこから生まれた非球面レンズのお話しをします。

レンズを研究し、非球面レンズを開発された研究者を私は尊敬します。

球面レンズはレンズの中心から外側にいけばいくほど歪んでいます。

その量をコントロールするように、外側のカーブを浅くすることで

歪みを減らすことができる……。

理屈は簡単ですが、それをそれぞれの度数で実現するという事は、

ある程度方程式はあるのかもしれませんが、ひとつひとつ設計していく

ことと変わらないのではないかと私は思うのです。

またそのカーブを量産するための技術となると、さらに難しそうです。

どれだけの時間と努力を費やしたのか、それを考えると頭が下がります。

非球面レンズは昔よく ”平らなレンズ” と表現されていました。

確かに球面レンズに比べ、同じレンズでも表面が平べったいです。

しかしここまで読んで頂いた方ならわかると思いますが、

 本当に平らにしたのなら度数は失われ、レンズとして成立しなくなります。

そして不思議なことに、非球面レンズの断面は外側が反った感じになります。

どら焼きのような形の銀河、それを半分にしたような形になってるんですね。

興味のある方はググっていただくと画像資料を見ることができるので、

是非確認してみてください。

(続きます。)

メガネのイタガキ 前橋三俣店

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